41LhdHNaiaL


一、神経症の恐ろしさをよく認識すること、甘い考えだと一生悪化し続けてしまう


一、なんで悩みの悪循環にはまってしまったのかよく考えてみる。臭いものに蓋をして、都合よく悩みが解決するなんてことはない


一、自分の弱点は何なのか知る。冷酷なくらいに。プライドが邪魔をするが、そんな自分を突き放す


一、自己主張をどんな小さい場面でもいいからして、それをどんどん積み上げる


一、あえて自分の劣等感(コンプレックス)を受け入れてみる、またはその努力をする。短所はプラスに解釈もできる


一、自分がどれだけ自分を抑えて、好きなことをしてこなかったか思い知ること


一、わがままに生きる。そしてそれに罪悪感を持たない!


一、自分が、いつも考えてばかり、頭の中でいろんなことをこねくり回している「頭でっかち」を知ること


一、いかに考えないで生きられるか、小さいことから動く癖を日常からつける。バカになって行動する


一、いくら症状がつらいからって、逃げてばっかりだと何にも始まらない。よけい悪化することを知る。神経症は無意識から発していて、自分からは決して逃げ切れないのだから


一、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを取り戻す。まずはいかにマイナス思考を寄せ付けないようにするか。心身ともに、コンディションが改善されると、双方に好影響を与えてくれる


一、行動してつらい目にあっても歩みを止めない。中途半端が一番たちが悪い。次の行動が出来なくなるだけ。目的地点までとにかく頑張る


一、守りの姿勢でいると必ず悩みが大きくなる。やけを起こすくらいの勢いで、攻めの姿勢に何でも変換すべき


一、これから起こるであろう不安や恐怖にあえて立ち向かう勇気。あちらから攻めこまれたらもう遅い


一、もう失うものはないのだから、傷ついてもいいやと開き直る。つねに開き直ろうと努力を怠らない。


一、失うものがある人(人生の成功者)ほど、失うものは何もない覚悟を持っている


一、いやなこと、ストレスに感じることがあったら、まっさきに自分から片づけること。ストレス要因から逃げていたら、数年後、ストレスは十倍になって襲ってくる


一、不安や恐怖は起こるべくして起こっているから、無理になくそうとしない。今はしょうがないもの。受け入れろ。受け入れられない人ほど、不安と恐怖の洪水に流され続ける


一、神経症の症状があろうがなかろうが、ぐうたら、惰性の生活はしない。自分を律した生活リズム。神経症だからといって、楽をしてはいけない。いずれ楽はなくなるのだから


一、早寝早起きで自律神経のバランスを取り戻す。何千年にも渡って続けてきたその生活リズムを急に崩すと精神が病む。朝陽を浴びることはとっても大事


一、運動をしよう。心がクサクサしたままだと、そのまま腐る。健全な肉体に強靭な精神力は宿る


一、心の負担になっても毎日外出するようにする。昼間に抵抗があるなら夜間に。ずっと同じ部屋にいたら、心がどんどん落ち込む


一、栄養のあるものを食べる。あまり精神と関係ないかもしれないが、肉体が病んでくると、精神も病む。だからよけい心身症になりやすくなる。ジャンクフード、コンビニ弁当だけの生活はやめよう


一、しっかり過去のつらいことやむかつく人物を思い浮かべてみる。思い浮かべたら、じっくりと観察する。客観性を持て


一、むかつく奴を思い出したら、腹が立ったままでいい。泣いてもいい。それでも見つめ続けると、客観的に自分と過去とトラウマを捕らえられるようになる。ホッとする瞬間が出てくるとともに悩みへの受け入れ態勢の入り口になる。


一、薬には頼らない。頼っていたら徐々に減らす努力をする。急に減らすと肉体的にも怖いのでソフト・ランディングを心がける。今はマシでも、薬は必ず効果が弱まる。その時、薬による廃人が生まれる


一、薬に頼っていたら、その効力があるうちに、根本から悩みが生じている過去を昇華(消化)する。


一、医者の言ったことを鵜呑みにしない。副作用はない。これは強い薬ではないなど。あくまでそれは以前の同種の薬との比較の話。


一、毎日、自分に心理的な負担を自らの意志で強いてみる。ストレスに強くなるにはストレスに身をさらすことしかありえない。


一、健康的な食事、適度な運動を心がける。悩んでいるとすべてがめんどくさくなり、行動に機敏さが失われる。何より自堕落な生活をしている自分に無意識で嫌悪感を抱くようになり、ますます自己否定感が強くなる


一、時には思い切り休むことも必要。だけど、だらだら休むこととは違う。テキパキと身と心を休ませよう。


一、どこか気が晴れる場所にいったり、旅行に行ったりして、気分転換する。よどんだ空気の日常に埋没しない。そこには未来はない


一、人のせいで悩んでしまっても、悩みを強化しているのは自分。そんな自分を突き放そう。甘やかさない。過去は過去、自分が生きなければならないのは、これからの未来だ


一、悩みや雑念・自意識をカットするために、家の中でもこまめに動く。掃除・洗濯・料理・整理整頓などなどいくらでも仕事がある。


一、生活リズムにメリハリをつける。悩むとメリハリが全くなくなる。まずは行動からメリハリをつける。自然に心もメリハリがついてくる。


一、心の停滞、マイナスの思考は止まっているから思い浮かんでくる。いつ自分が停滞に陥っているか認識しよう。


一、とにかく体を動かす。止まっているとすぐに雑念と不安の思考に支配されるだけ。動くことでマイナス思考にのまれる癖がなくなる


一、強くなること=神経症克服への道。それはあるが、最初から強くなることばかりに主眼をおくとジレンマに陥る。今の現実の自分は弱いと心得る、そして受け入れる。その上で弱い人間だからこそやってやるという気持ちでものごとに当たっていく


一、強い人間になるには、自分がいかに脆く弱い人間か知ること。最初から強い人間はいない。弱いからこそ強くなれる。強そうに思える人間はそれができている。つまり自分が弱かろうが強かろうが関係ない。そんなの関係なしに生きていくという覚悟を持っている


一、人は思っているほど恐ろしいものではないことを知るために、徐々にでも人と接触する。それで傷つくことやきついことがあっても、そのなかから栄養を拾っていく。恐怖は他人の中にあるが、自分が強くなる、自信を持つための栄養も他人の中にある


一、知識や知恵ばかりで自分の悩みに対策をとらない。それじゃいつまでたってもよくなりっこない。気づくことがとても大切


一、どうせ傷つくのなら、自分から傷つきにいけ! 受動的ではないだけ、ショックは少ない。逆に受け身や逃避の姿勢で、ショックなことがあると、逃げ場がなくなる。立ち直れなくなる


一、実際の行動から自信と神経症克服への栄養をつけるには、自らの意志と行動による攻めの姿勢が一番いい。自信は空から降ってこない。自発的行動は、傷つく事、失敗する事へのへの強さも身に付く


一、神経症を治すためには、自分を強くする。強くするためには「覚悟」「勇気」は絶対必要。それぞれのレベルでいいから、最低限もとう。それなくして、神経症が改善することはまずない


一、悩んでいる状態で「あるがまま」をやろうとしてもできっこない。でも、悩んでいる症状は自分にとって避けがたいものだと言うことを認識する


一、神経症克服には、ジレンマは必ずついて回るもの。その時々の感情の起伏やジレンマに振り回されない。一時的にした向いたり、上向いたり、波がある。そして調子が良くなっても、いつかコンディションが落ちる覚悟を持っておく。いちいち騒ぐことはない


一、夢や目標を持つ。みつからなくてもガムシャラに何かをやってみる。ガムシャラに何でもやってみるという目的


一、一度でいいから、後先考えず、バカになって行動する。見返りを求めないことができる人間だけが、いち早く悩み地獄から抜け出せる


一、「悩みが治ってから○○しよう」という思考ほどダメなものはない。そんな人は一生何もできない


一、人はみんな不安やコンプレックスを抱えて生きている。自分だけと思うことは絶対ない。自分も脆ければ、相手も脆い。だから脆いまま生き抜いてやるという覚悟を持とう。それが脆くなくなる最短の道


一、強力な目標や夢が出来たら、悩みがあろうがなかろうがとにかく達成する


一、人の現実をありのまま受け入れろ。善意や愛、優しさを期待しない。人はみんな自分勝手で自分のことが一番かわいい。そんなものだと思って生きていれば、人の悪意や裏切りにも動じなくなってくる。その上で人の善意に接すれば儲けものという考え


一、夢や目標はいきなり高いハードルを設定しても挫折しやすいから、徐々にハードルをあげていく。とにかく目標は明確に、ぶれないように


一、つねに目標設定して絶対やり抜く決意をする。どんな小さいことでも。その積み重ねが、経験と自信を作り上げる


一、自分の上限を勝手に決めない。悩んだからこそ、違う道があるはずだ。人と同じ道を歩んでも意味がない。悩んでしまったのならば、違う道を行け


一、もう普通に生きることをやめよう。普通の人の道から外れたって、そんなの関係ねえ! 自分だけの道が必ずある


一、ある目的のために頑張れていると、悩みや不安がよってこないものだ


一、さらけ出したくない過去のつらいことも、人(カウンセラーなど専門家)に話そうとしてみる。恥の意識は悩みを強化する栄養分にしかならない。プライドはもうこの際いらない


一、恥の意識がどれだけ、症状を悪化させてきたか思い知ろう。さらけだせ!


一、常に「心の免疫」を意識する。一度傷ついたり、恥をかいたり、恐怖を覚えたとしても、その次に同じ目にあっても、心の負担は驚くほど少なくなっている。つまり免疫が出来ているから。悩みと無縁の強い人は、「心の免疫」がとても豊富でまた強い


一、恥をかいたり、傷つき、また同じ目にあったら、自信喪失にはならないと信じる。必ず強くなっていると暗示をかける。だからその次同じことがあっても大丈夫だし、強くなっている自分に気づく。そこで逃げと守りの姿勢になると、何百倍にもして恥と心の傷が津波のように襲ってくるだけ。


一、常に自分にプラスの暗示をかけ続ける。神経症の人はただでさえ、ことあるごとに自分にマイナス暗示をかけてしまっている


一、精神科医や心療内科医に「薬が効かない」「きつい」というと、薬を強くされるか量を増やされるだけだと心得る。医者は、神経症を経験していないし、向精神薬を服用していないから、経験値において患者より劣っていることもある


一、信頼できない医者や心理セラピスト、カウンセラーのもとで神経症治療をしても時間の無駄。これしかないと思ったところが一番。どうでもいい人に自分の貴重な時間を預けるのは、何よりももったいないこと


一、神経症は「自分で治す!」と言う心構え。他力本願ではだめ。神経症になったのはあくまで自分だ


一、神経症を人に治してもらうという惰性の考えは捨てる。自分でやる、その上で信頼できて能力がある先生がいれば、百人力になる


一、いつか治っているは、一生悩み続ける


一、(治すための)最高の出会いときっかけは、求める行動を起こさなければかなえられない


一、今、自分は症状に立ち向かっているか、なかったものにしようと思いたい欲求があるか?


一、ストレスや不安・恐怖に強くなるためには、それらに立ち向かうしかない。逃げたらよけい追いつめられるだけ


一、立ち向かう症状が自分の力だけではなかなか強敵だから、やはり優れた名カウンセラーやセラピストに診てもらう。そして協力してもらう。神経症は自力で克服不可能だから、神経症という


一、怖いもの、不安に思うものをしっかり見つめてみる。苦しいが思ったほどではなくなっていることに気づく。怖いとか不安に感じていたものは、実はあんまり大きなものじゃないと気づけると、あとは早い


一、きつくても一日中寝ていたら、未来はない。時間が解決してくれる神経症は一切ない


一、悩んでいる人が集まる掲示板にはなるべく行かない。あなたはそれとは逆の方向に行く人なのだから。ほとんどのコミュニティサイトは、悩み傷ついた人だけがたどり着くところ、神経症が良くなった人は、決してのぞかない


一、うじうじ悩んで、完全に後ろ向きの人とは接触しないようにする。ともに頑張れる人だけとつきあおう。悩みが強い人は、無意識で人の足を引っ張る、依存して、依存先の人まで悩み地獄に引き込んでしまう


一、悩んでいる人、いや自分さえも反面教師にして、つねに自分という存在、症状をしっかりつかんでおく。すぐ忘れてしまうから。


一、ストレスを乗り越えれば、それと同等のストレスは、次は自分にとってストレスではなくなる。その繰り返し。だから強くなれる


一、親の教育、虐待が原因で神経症になったら、その環境とは手を切る。自立する勇気を。共依存は、どちらのためにもならない。自分の足で歩けない人は、一生自分を保てずに苦しみ続ける


一、結局強くなるしか助かる道はない。しかし、弱さを受け入れて、その上で頑張る姿勢こそ強い。


一、優しいのは弱いから。本当の優しさは強さから生まれる。弱いままだと、鬱憤が溜まる、自信を失う、不安に飲み込まれやすい、人に利用される、などろくなことがない


一、強くなれない理由をしっかりを分析する。理由がわかれば対策もとれるし、とても安心できる。マイナス思考にむやみにとりつかれなくなる。そして開き直ろう


一、マイナス思考にとらわれるのは、過去のトラウマや性格もあるが、健康的な生活リズムをすればある程度防御できる。自律神経バランス回復になるから。


一、生活リズムが狂っていたら、健康的な考えが生まれるはずはない(ある種の創作活動をのぞく)


一、眠れなかったら、無理に眠ろうとしない。あした仕事や用事が早くあっても死ぬ訳じゃない。眠ろうとすると交感神経が高ぶるだけ


一、気になることがあったら(他人の視線、不安や恐怖の感情など)、右から左へ受け流す感覚で。一カ所に自分の思考を停滞させない感じ


一、長い時間も待って、三分くらいしか診察されない病院、医者に行く必要なし。薬の自動販売機・・・・


一、あるパニックに近い不安や恐怖、マイナス思考に襲われたら、それをふりのけようとしない。しっかりとそれを見つめ、立ち向かう姿勢でいる。見つめれば見つめるほど、立ち向かえば立ち向かうほど、次のパニックは小規模なものになっていく


一、不安や恐怖、パニックから逃げようとしたら、津波のようにどんどん大きくなって襲いかかってくる。わざと「こい!」という気持ちでいる。その積み重ねをすることで、その恐怖や不安は、どんどん減っていくことに気づく。


一、いいわけをしない。自己責任の気持ちを持つ。人のせいも見苦しい


一、自分がかわいいと思ってしまう人。もし目の前にあなたがいたら、嫌うか好きになるか? もし嫌うだろうなと思ったら、変わらなきゃいけない。


一、何にも経験体験していないのに、いきなり悟りを開いたように悩みが晴れると言うことはあり得ない。しょせん夢物語。それを望む人ほど頭でっかちになる


一、すねたらだめ。すねる暇があったら、小さいことでもいいから行動する、動く、経験する。


一、自分の意志で行動したことが失敗しても、そこで踏みとどまり、さらに自分の意志で行動してみる。その繰り返しで経験を積む


一、だれだって怖い! 恐怖だ! 不安なんだ! 孤独だ! だからってそれが何?


一、自分で体験したことによる知識と経験は、何ものにも侵害されないほどの強さを持つ。それを積み重ねていけば、自信は自然についてきているもの


一、自分で抱えきれないトラウマを持っている人は、自分の中で処理しようとはしないこと。信頼できる専門家に相談すべき。トラウマに一人で立ち向かうと、心の傷がよけい開いて破傷風になる


一、あえて傷ついてみよう。あえて自分が傷つくことばかり選択してみよう。案外たいしたことはないと思えば自信が出てくる。つまり傷ついた時こそ、変わる、強くなるチャンスだ。


一、今あなたは逃げてはいないか。5年後、10年後に逃げ続けていられるか? その時あなたは大きく心が上向いているだろうか?


一、抑圧の連続の人生で、心に抜き差しならぬ悩みをためてしまったことの認識。抑圧をそのままにしていると、理由のない恐怖と不安に心を支配される。


一、考えていただけじゃ何にも始まらない。考えただけで悩みが解決したことなんてない


一、心の悩みを解消するにはスピードが大事。先延ばしにすればするほど痛い目に遭う。良くなるのも勇気とパワーを必要としてしまう。ひどい場合、治そうと気力すらなくなっている


一、今現在もあなたは良くなる機会を逃し続けているのかもしれない。いや悪化し続けることしかやっていないのかも。今が最悪の状況ならば、未来はもっと最悪になっている。最悪に限度はない


一、あなたは勇気を持っていない訳じゃない。たとえば外出する、仕事に行く、人混みの中に行く、ということにどれだけあなたは勇気と気力をもってやっているのだろう。だから、あなたは勇気にがある人間だ。忍耐力もある。だから治すための勇気と気力は当然のように持っているはず


一、悩みに耐え続けることはパワーがいる。何にもしないでもパワーが必要なんだから浪費に近い。治すための行動へそのパワーを振り分ければよっぽど建設的


一、孤独は悩んでいなさそうな人でも、絶対に持っている。あなただけが孤独なんかじゃない。自分だけ孤独はあり得ないこと。だからといって、孤独を埋めようとすると、もっと自分がなくなって悩みやすくなる


一、人間は皆孤独だと思って、とりあえず孤独から逃れようとはしない。しっかりと受け入れよう。


一、自信を持とうといくら頭の中で考えても、ジレンマに陥るだけ。自信がちっとも生まれないから自信喪失になるだけ。自信は経験に裏打ちされたものからしか得られない


一、あなたが行動して、結果的に傷ついたとしても、「行動」したこと自体が、自信になっている、パワーになっている。それは積み重なったときにわかる


一、すべての恐怖や不安は、あなたが勝手に作り出したもの。でも、それほど実態の恐怖や不安はないもの。でもこれは体験に裏打ちされた経験をしないとわからないもの。いくら頭の中で考えても無理


一、自分がいかに甘い人間かをはっきりと知り、受け入れる。悩んでいるから「しょうがない」ではない。悩みを甘えに使ってはいけない。動けない理由は悩みがあるからではない。その考えだといつか破綻が来る


一、実は自分が情けないと思っていても、どこかで自分がかわいいものだと思っていて、守りの姿勢でいる。一度すべて悩んでいる自分を突き放してみる。そのとき、気力と勇気と行動力が沸き上がってくる。そんな自分がかわいく思えてくるし、だからこそ攻めの姿勢になれる


一、守ってどうにもならないなら、攻めるしかない。そして攻めしか悩みがはずれることはない


一、トラウマから逃げない。やっぱり攻めの姿勢でしっかり受け止める、受け入れる。そしてトラウマはただの心に悪い波紋を及ぼさないかこの出来事に変えられる。変えないと、一生心の傷をえぐられ続ける


一、薬の自動販売機と化している医者なら行かない方がいい。相性が合わなかったら行かない。話しをまともにきかない医者を信用するな。本当に神経症の苦しみを知っているのは、同じ症状の人か克服した人だけだ


一、薬の副作用を医者は絶対責任をとってくれない。結局自己責任。医者を信頼しすぎないこと。悪い医者、無能力の医者など世の中に蔓延している。薬は素晴らしい、だけどどんな薬を飲んでいるのかだけは把握しないといけない


一、心理カウンセラーは相性が重要。信頼できる人なら、話すことでホッと出来る。心にどこかではけ口を作ることは重要。しかし、アドバイスだけでは心の根っこは治らない


一、悩んでいる人とメル友や友達になるなら、相手が建設的な人間のほうが絶対良い(治ろうと努力する人)。相乗効果が期待できる。しかしお互いに依存するようになったら、手を切ったほうがいい


一、傷のなめあいをしてくるメル友、友達なら、相手にしない。地獄に引きずり込まれる


一、とにかく一生懸命やれば必ずプラスになると信じる。実際そうだ


一、プラスとマイナスがある。あえて自分のマイナスに思い切りかけてみる


一、自律訓練法では神経症は治らない。上達するのも人それぞれだし、自律神経を整えるなら規則正しい生活のほうが回復が早い


一、催眠療法(ヒプノセラピー)と言っても、自律訓練法のテープを聴かされるだけのところがあるから注意


一、催眠療法(ヒプノセラピー)と言っても、悩んでいる人が催眠に深くかかることはほとんどない。かからない性質の人間になってしまっているのだから。何より催眠の施術者のレベルは高くない。無意識なんて言葉だけで、実際に体感できない


一、薬をのんで、症状が抑えられないなら、飲まない方がいい。習慣で飲むと、飲まないこと自体が不安になる。日常生活にも影響が出る


一、薬で症状が抑えられても、治っているわけではない。所詮対症療法。毎日毎日を根治療法をやっていって、対症療法にはいずれは頼らなくする


一、自分によく合う薬があっても、薬というものは「減弱効果」でいずれは効かなくなるもの。それを医者に言うと強い薬を出され、廃人にさせられる、そんな医者もいる


一、医者というものはとりあえず、患者が来たら何か対処して効果を与えなくてはいけないという強迫観念がある。だから容易に副作用を知りつつも薬を処方するしかない


一、薬に頼りすぎると、医原病になる。神経症の症状に加えて、薬の副作用でも悩むことになるから注意。何十年も薬を飲み続ける未来を考えよう


一、悩むと言うことは、体が固くなると言うこと。固くなると言うことは、よけい悩みに陥る思考になる


一、薬を飲んでいる人は、それに罪悪感を持たないこと。これは脳のホルモンバランスに効くんだ、脳内伝達物質の分泌してくれて元気になると自己暗示をかける


一、体や顔が硬かったり、突っ張ったりしていたら、物理的な方法(マッサージ・入浴など)ででも、体をゆるめてリラックスを覚えさせておこう


一、自律神経を整えるツボのマッサージも決して無駄ではない。ただやるなら徹底的にやった方が効果が出る。


一、一般の人は神経症について理解がない。同じ苦しみを味わった人でなければ決してわからないと心得て、その上で期待をせずに相談にのってもらった方がいいかも。多くを求めない、期待しない


一、親は子供の神経症には理解がないものと思った方がいい。真っ正直に打ち明けて拒絶されるとショックを受けてしまう。ある程度の理解を引き出しながらも、専門家に悩みを真っ正直に打ち明けた方がいいかも


一、年は若ければ若いほど神経症は良くなる労力が少ない。だから一刻も早く対策をとった方がいい。神経症は時間との勝負だ。一生浮上できなくなる前に、アクションを起こそう


一、結果に完全主義を求めない。逆に完全な結果でなくなり、抑圧になる


一、悩んでいる体験記や苦しさの吐露がメインのホームページやブログをのぞかない。共感は得られるが、その先はないから。それに自分にはないその人だけの症状もひろってしまう恐れあり


一、自力で神経症を克服しようとしても、持続力が続かない。また気力が悩みがあるゆえに湧いてこない。でも、気持ちとしては自力でやる、という心構えで、能力のある専門家に相談にのってもらうのがいい


一、神経症克服に強力な後押しをしてくれる専門家ならば、自分の心構えと併せて、ものすごい効果を発揮できる


一、心の専門家に相談すればいいという安易な考えは持たない。これ職業・分野ほど、専門家の能力に左右されるものはない。カスのレベルは腐るほど存在するし、良心的でも能力がない人も圧倒的だ。良くなっている人は、高レベルの専門家のところに必然的に集中している


一、神経症や心の悩み克服を人生をかけた闘いだと心得る。惰性で出来るものでは決してない。非常に手強いものと心得る。でも勝てる相手だ


一、日常に埋没して、惰性の気持ちになっている人は、気持ちを改めるようにする。なかなかエンジンがかからないが、もがいてみる。その癖をつける


一、気力は動かなければ湧いてこない。「頑張ろう、やってやる」といくら考えてもエンジンはかからない。やればやるほどジレンマが生まれる。そうしたら気力がもっと失せていく。自己暗示も怖くなる


一、自分が良くなろうとする行動と勇気と気力を妨げているものは何かよくよく考えてみる。それは惰性の日常かもしれないし、過去のつらい出来事やトラウマの積み重ねによるものかもしれない。理由をとにかく知る


一、表面的な神経症対策では、必ず手詰まりになる。一時しのぎをやり続けると、症状が好転しないまま、時間が無駄に過ぎていく


一、根本的に神経症の原因や無意識の悩みの種を解決しなければ、ずっと神経症に尊厳を踏みにじられる流れに入ってしまう


一、神経症が治せるタイミングは、実に短いものだと認識する。大部分の時間は、惰性と無策と一時しのぎに費やされ、何の進展もしない


一、高次元の心の専門家(セラピストやカウンセラーなど)に、自分の症状が良くなるものを妨げているトラウマなどを処理してもらう。やはりここでも自分の過去にしっかりと向き合うことが大切


一、神経症をよくすることが出来る専門家の数は非常に限られている上に、目的を持った人が集中するため、スピードが必要となる


一、毎日を神経症をいかに避けるかに知恵とパワーを振り絞るのではなく、いかに闘い乗り越えていくかにエネルギーを振り分ける


一、これらのことはすぐ忘れやすい。常に気づかせてくれる人が必要だし見つける。それは人生の先輩でもいいし、悩み克服のための専門家でもいい。悩んできたそれまでの思考は強力で、考えを改めても、いつの間にか、昔の思考をコピーしている


一、がんばり屋だから悩んでしまう。もともとあなたは頑張れる人だ。だからきっとやり遂げられる


一、神経症克服するための必要な「何か」が知恵としてでなく、血肉として身に付いたとき、これ以上ない安心感と気力が生まれ出てくる。そうなるための時間は早ければ早いほどよい


一、「いつかはきっと(治ろう)」と雲をつかむような妄想を抱くよりは、今とにかく努力してみる。そうしたら、その日は近づいている、いや来ているものだ。あんまり神経症克服できる時間的なモラトリアムは残されていない


一、自分に大きな決定的な影響を与える人がいれば、大きな力となる。世の中で成功している人はみんなそういう存在に幸運にも出会っているし、神経症で苦しんでいる人も同じ。絶対見つけた方がいい。いまはインターネットがあるから、そういう人に出会える可能性(紹介や情報など)は無限に広がっている


一、逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ


一、神経症は甘くない。非常に狡猾で手強い。だけどあきらめることはない。だからこそやらなければならない。自分の力と手助けしてくれる強力な手助けで


一、窮地を脱するには、もはや後方にはなく、前あるのみ


一、心理と脳の分野を扱う専門家によって、これほど症状軽減に結びつき、差が出るものはない。それと同等、いやそれ以上に大きいのが自分の意識


一、いかに自分がやばいかを身にしみるくらいに思い知る。先のことも考えてみる。このままでいいのだろうか


一、恐怖、不安、パニックなどの負の感情に立ち向かうのは、プラスの感情しかあり得ない。プラスの感情は考えていたって生まれない。経験としてじゃないと駄目


一、症状が良くなったら、これを維持してやろうと思わない。ここに神経症の最大の罠がある。一時的に神経症があばれても、やっぱり歩みを止めないのだ。そうしたら、維持してやろうという甘い考えはなくなってくる


一、一時的に症状が良くなったり、悪くなったりしても、いちいち振り回されない。狭い視野になってしまうといつも悩みを意識して生きる羽目になる。意識すると言うことはよけい悪化しかねない


一、神経症は必ず良くなると言うことを信じる。いや実際そうだった

 

ここまでお読みいただきありがとうございました

トップへ戻る


☆☆最後に☆☆

治すのは自分。
でも神経症は自分の力だけでは良くなることは非常に困難(ごく軽い症状はまた別)。
こじらせてしまうだけ。

本当に力強い心の専門家のバックアップを持って、二人三脚で立ち向かっていく。
それが一番効率よく、早い克服方法だと僕自身悟った。

どれをやっても挫折していた僕が、実際良くなることが出来た。
これに勝る自信はない。

これらの箇条書きは、万人に共通しているものではないかもしれない。
でも、僕はそれが本当に正しいと思うし、実際正しかった。
再発の心配なんてしていない(実際にしていない)。

それまで悩む必要性があった生き方、考え方だったなら、心理・脳内コンサルティングを受けた後は、たくましく生きられる考え方、生き方に切り換えることができた。
本当に良くなっている人は、悩みへの耐性、覚悟がちゃんと備わっている。
だから良くなっているともいえる。

再発を恐れる人が、良くなっているとは思えない。
薬で症状を抑えて良くなっていると思っている人が不幸だと思う。

自分にはちょっと違うかな、と感じたら読み飛ばしてください。
一生をかけた闘いとしてとらえてください。
それぐらい大変なものだし、でも、どん底を乗り越えたときの「坂の上の雲」はとってもすがすがしいし、未来にあふれてる。
その中にでも、やっぱり症状との闘いはある。でも昔のような弱い自分ではなくなっている。
過去の自分ともし対面したら、いかに昔の自分が弱々しく、どれだけ悩んでいた人間かよくわかる。

僕が言いたいことは、知識で知ることではなく、経験に裏打ちされた「体得」とその積み重ねが神経症の原因を氷解させる最高の方法だということ。
いろいろと障害もあるし、生半可ではないけれど、道がわかったとき、本当に楽になるし、人生がすごく建設的になるし、自然なものとなる。
これは絶対そうです。絶対に!

神経症は治るものだ! 治せるものだ!